病院もお盆中は、手術がお休みらしい。
入院初日は、21時で消灯となり、その後は記憶が交錯し、なかなか寝付けない。
動けないことに焦りを感じ、これからのことなど不安でいっぱいな中、すぐに眠りにつけるわけでもなく、寝たり起きたりを繰り返し、朝になりました。
そして入院2日目。
2回目の食事となった朝ご飯は、どうにか、小さめのおにぎりを一つ食べることが出来ました。
それでも、無理矢理押し込んだという感じ。
そして、待ちに待った回診の時間ですが、どうにも看護師さんしかいないような気がする。
詳細な話を聞けると思って待っていたのですが、お伺いすると「今日は日曜日で先生はお休みなのです」という回答がありました。
そのため、詳細な入院計画・手術の予定等々は明日以降に先送りというような状態。
不安と焦り、焦燥感が生まれてくるも、「仕方のないことだ」と自分の心に押し込み押し込み。
私が入院したその整形外科は、月曜日・水曜日・金曜日がオペ日らしく、土曜日に入院した私は、できれば月曜日に手術をしてもらいたいなと思っておりましたが、担当医が決まっておらず、日曜日で先生がお休みであるということであれば、月曜日に手術というのは難しいのかな・・・という気持ちが出てきていました。
しかし、そんな私の気持ちを差し置いて、看護師さんより痛恨の一撃ならぬ、一言。
「今週、お盆で手術がなかったから、来週の手術は難しいかもね~」
なんですとっ!!
ベッド上から動けず、トイレにもいけず、全ての行動が仰向け、寝たきりの状態であることが苦痛である私に、追いうちのように投げかけられた事実。
いやもう、そんな時期に怪我をしてしまったのかという事にもガックリ来てしまいました。
(´・ω・`).;:…(´・ω...:.;::..(´・;::: .:.;: サラサラ..
そうなってくると、今日が日曜日だから、明日の月曜日から始まり、水曜日・金曜日がだめという事になると、入院後9日後が最短のオペ日になるの?
その日まで、完治に向かっている痛みに耐えるのではなく、手術まで痛みに我慢しなければならないの?
治るためであれば、痛みも我慢のし甲斐があるというものだけれど、手術までの期間は何のために我慢するのか意義を求めてはだめなのかもしれないけれど、そういうことを考えつつ、そうは言っても早めに手術してもらえるかもしれないという希望を抱いて、翌日の先生を伴った回診を待ってみようという気持ちになるのでした。
夏休み期間で良かったことも少しはありました。
夏休み期間という環境下で、オペが滞っているという状態はがっかりでしたが、そうは言っても夏休み期間で良かったという事もありました。
入院後、足しげく面会に来てくれる妻が、夏休み期間中に限り、午前中を基本として早めに上がることができるという状態である事が、とてもありがたかったのと、娘も中学校が休みで、塾がない日は妻と共に来てくれるでしょう、きっと。
そんな状態だったため、手術までに日数があっても、話ができる相手がいるだけで、気が紛れ、また励まされたりもするのでした。
ただ、入院してまだ2日目という事もあり、病室内で話ができる人は殆どおらず、夜の時間帯は、まだまだ僕にとって心の闇の如くに襲い掛かってくるのでした。
病床で行うメンタルトレーニングと、保険の話。
メンタルトレーニングと聞くと、聞こえがいいものの、まだまだこの時点では、今の状況をプラスに考えるという事は殆どできませんでした。
だからできることといえば、ただひたすらに、悪いことを考えるのを避けるという事。
もともと持っていたアイディアを、紙に書きだしたり、スマホをどうにか利用して、マイナスを0に戻せるような仕事ができないかを考えること。
動けないからこそ、できることを考えてみるなど、色々な面からプラスに考えられるようなアプローチが取れないかと考えていましたが、それもなかなか難しい。
現状ある素材で、どうにかプラスに考えられるものはないかと思っていたところに、中2の娘を伴って、妻が良い話を持ってきてくれました。
私の一家は、妻の判断により家族みんなで、県民共済に加入をしていたのですが、県民共済の保険条件が思っていたより、今回の事故に対して保証が手厚くなるのではないかという事を調べてくれました。
保険関係に関しては、このような記事の中で紹介することが難しいため、別途、記事を立てて紹介していきたいと思っています。
ただ、この1件に関しては、入院期間・手術費用に対しての不安が一掃されるくらいの明るい兆しとなったのでした。
今後、以下のテーマでも記事を書こうと思います。
1.保険・共催について
2.保険・社会保険について
3.入院時に役に立ったアイテム
天井をみて、シミュラクラ現象で遊ぶ。
また今日も、天井を見る時間が多く、シミュラクラ現象により、病院の天井にたくさんの表情を見つけるのでした。
ちなみにこの遊びをしていることを、LINEでご様子伺いの為に送ってきてくれた同僚に変身したところ、「OMG」というようなリアクションを返される羽目になるのでした。
きっと、頭までやられちゃったか・・・と思われたに違いありません。
余談ですがシミュラクラ現象は、人間の脳が逆三角形に配置された三つの点を誤認して、人の顔と認識してしまうという現象というなのですが、この現象で多くの心霊写真が解明できるという説明がなされているそうです。
ただ私は、この「心霊写真の多くは」という一文が気になって仕方がありません。
その他説明がつかない写真は、一体何なのでしょうね。。。